令和6年度最新‼︎京大特色入試について解説

こんにちは。4月20日についに京都大学特色入試に関する概要が発表されました。

令和5年度入試に比べて大幅な変更がありましたので、そこについても触れ解説していきたいと思います。各学部の詳細に関しては、主要学部のみ本件で紹介したいと思います。

 

 

ポイント1 大幅な受験者数の増加見込み

昨年までは、経済学部のみ文系、理系問わず既卒生1年までは受験資格がありましたが、本年度から工学部を始めとしたいくつかの学部が既卒生の受け入れを始めました。

 

受け入れを始めた学部に関しては、総合人間学部、工学部一部、農学部、医学部人健です。

 

これは大幅な受験者数の増加が期待される要因です。

 

次に、経済学部に関して大きな変更がありました。昨年までは、英検準1級を始めとした高いレベルでの資格者が受験条件でしたが、今回から理系入試では完全撤廃され、文系入試では、資格等の提出のみと大幅に条件が下がりました。

この要因は、昨年度、令和5年度入試において受験資格者があまりに少ない点であることと、多様性に配慮していないとの指摘が受けられたとみられています。

 

このことから、経済学部では、大きく受験者数が増え、入試難易度が跳ね上がると考えられるでしょう。

 

ポイント2  アドミッションポリシーの変更

先程の経済学部の例の通り、今回から多様性に配慮したものとなりました。これまでの東大を始めとした実力主義から、一定のラインを設けた学術への意欲を買うスタイルになりました。

これは、地方に通う学生にとって、大きなチャンスと言えるでしょう。

また、京都大学の特色入試はまだまだ全国的に認知度が低いので2次試験で合格するよりもはるかにチャンスと言えるでしょう。